給料、残業、設備などなど・・・、働く場所を選ぶ際にはどれも見過ごすわけにはいかない大事な項目です。
中でも順位をつけるものでもありませんが一番に近い位大事だと思われるのは人間関係です。
心地よい職場というのは例外なく人間関係がしっかりしています。医療行為はチームワークが大事ですが、その為だけではありません。
働きやすい環境と言うのは人間関係が悪くては、そうなるものではありません。
実際に離職理由で人間関係は常に上位に来ていると経験豊富な看護師専門のキャリアコンサルタントが言っていました。職場の雰囲気は働くためには絶対に必要な項目なのです。
求人広告だけでは分からない
求人票をどれだけ見ようとも、職場の人間関係、雰囲気までは記載されていません。こればかりは実際に中に入ってみないと分からない部分が大いにあります。はたから見ただけでは分かりずらい項目です。
しかし、離職理由の上位にくるほどの項目なので分からないから仕方ないという訳にはいきません。そこで役に立つのが内部をよく知っているキャリアコンサルタントです。
確かにそれでも内部を完全に知るにはそこで働かなくては分かりません。人間関係というのは外からだけではなかなか掴めないのも事実です。
しかし、少しでも内部に近い、内部の状況を知っているというのは参考になります。雰囲気は外部からでも長く付き合えば分かるものです。
是非、アドバイスを貰いながらより良い雰囲気の職場を探していきましょう!
1回目の転職は人間関係
何を隠そう、私が一回目に転職した理由は今思えば人間関係だと思います。先輩看護師さんがどうしても気に入りませんでした。私と年の近い看護師さんは皆、嫌っていました。
ほとんど女ばかりの職場です。その病院では女同士特有の人間関係は結構ドロドロしていました。先輩看護師の一人が自分の言う事は絶対でそれを悪びれることなく横柄な態度で接してくるのです。
ろくに指導してもらえるわけでもなく、新人が配属しても自分で覚えろと言うだけで頼れる先輩でもなんでもありませんでした。その先輩のせいで何人もの新人が辞めてしまっています。
他の先輩たちもその人の言う事は絶対という感じで、内心では嫌っていても口に出すことはしていません。
私も何度か仕事と関係ない所で怒りがありましたが、そんな人間関係に嫌気がさしてしまいました。
ただでさえ忙しい職場で余計な気を使わなければならず耐えられなくなりました。そこで私はその病院を去ることにしたのです。
看護師として初めて働いた職場ですし、辞めるという行為そのものに不安はありましたけど、辞めて正解だったと今でも思います。
あなたがもし、転職を考えているのならこの病院だけは絶対にお勧めできませんし、そのような病院を選ばないようにしてもらいたいと強く思います。